『虫かぶり姫』は、本好きな貴族のお姫様と、一途で優しい王子様の恋模様を描いた少女漫画です。
ライトノベル作家・由唯氏が「小説家になろう」にて連載していた原作が、喜久田ゆい氏の作画で漫画化!
2022年には上田麗奈さんや木村良平さんなどの豪華キャストによるアニメ放送もされ、注目を集めました。
この記事では、そんな『虫かぶり姫』について全話ネタバレと感想をご紹介します。
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目次
漫画『虫かぶり姫』のあらすじ
主人公エリアーナ・ベルンシュタインは、三度の飯より本が大好きな少し変わり者の公爵令嬢です。そんな彼女についたあだ名は「本の虫」ならぬ「虫かぶり姫」でした。
14歳のとき、サウズリンド王国の第一王子クリストファーから婚約話を持ち掛けられたエリアーナ。婚約者になれば「王宮書庫への出入りが自由」という条件に釣られたエリアーナは、婚約を受け入れることにしました。
しかしエリアーナは、クリストファーとの婚約をお互いの利害が一致した取引であり、自身のことを「名ばかりの婚約者」だと考えていました。そして、いつか彼に本当に好きな人が出来たらそのときは潔く身を引くつもりでいたのです。
しかしある日、1人の令嬢の登場により、エリアーナの日常は崩れ始めて…。
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漫画『虫かぶり姫』1巻(第1幕〜第5幕)ネタバレ感想
その巻の表紙画像を挿入
代々三度の飯より本を愛する貴族・ベルンシュタイン家の令嬢として生まれたエリアーナ。14歳になったある日、サウズリンド王国の第一王子であるクリストファーから、突然婚約を申し込まれます。
クリストファーから提案された条件に惹かれたエリアーナは、婚約を受け入れることに。しかしエリアーナは、クリストファーが自分に対して恋愛感情を持っているわけではなく、お互いの利害が一致した取引だと考えていました。
それから4年の月日が流れ、エリアーナも少しずつ王宮の人たちと打ち解けていきます。しかしそんななか現れた子爵令嬢・アイリーンによって、エリアーナの平穏な日常は崩れ始めていったのです。
ひょんなことからクリストファーとアイリーンが談笑している現場に遭遇してしまったエリアーナは、自分の中に隠れていたクリストファーへの恋心に気づき…。
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漫画『虫かぶり姫』2巻(第6幕〜第13幕)ネタバレ感想
実はエリアーナに婚約を申し出るとき、彼女の両親から期限付きの2つの条件を課されていたクリストファー。アイリーンとその父親であるバルカスの陰謀を暴いたクリストファーは、この件でエリアーナとの結婚に反対する最後の貴族からも認められ、見事1つ目の条件を達成しました。
そして、エリアーナがクリストファーへの恋心を自覚したことで、もう1つの条件も達成します。晴れて正式な婚約者として絆を深めたエリアーナとクリストファー。
そんなある日、2人は3年に一度開催される珍しい本がたくさん流通する本の市場にお忍びで出かけることに。すると市場で本を盗む子どもたちに遭遇します。
捕まった子どもたちは、なんとベルンシュタインを名乗る貴族から本を盗むよう指示されたと証言して…。
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漫画『虫かぶり姫』3巻(第14幕〜第20幕)ネタバレ感想
ベルンシュタインの名を語って悪事を働く貴族の居場所を探るため、シスルの星のニコラ・レッツィ博士のもとを訪れたエリアーナとクリストファー。しかし途中、クリストファーから離れて行動していたエリアーナは、その貴族が証拠隠滅のために本を焼こうとしていると聞きつけます。
居てもたってもいられず単独で貴族のもとへ乗り込んだエリアーナ。しかし貴族から剣を向けられ、絶体絶命の危機に陥ります。するとそこへクリストファーが駆けつけて、事件は何とか解決に向かったのでした。
その後、クリストファーはエリアーナに、幼いころの自分とエリアーナとの思い出話を語ります。そして、幼いときと変わらず、本のためなら敵から逃げるどころか勇敢に戦うエリアーナにもう一度恋をしたと語るのでした。
そして王宮ではいよいよ成婚の儀に向けての準備が始まり…。
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漫画『虫かぶり姫』4巻(第21幕〜第26幕)ネタバレ感想
公務でミゼラル公国へと向かったクリストファーの代理として、狩猟祭に参加することになったエリアーナ。美しいドレスで着飾ったエリアーナに、踊りを申し込む男性たちが後を絶ちません。
しかし多くの男性が集まったのは、彼女の美しさ以外にも理由があります。既にエリアーナの博識ぶりは貴族の間でも有名となり、彼女から商売のヒントを得ようとしていたのでした。
その一方で西方の隣国「マルドゥラ」と国境を接するイーディア辺境の領主ロウ・ヘイドンからは、外部からの侵攻が多い辺境の民の気持ちを考えず、軍事費を医療費に当てるよう意見したことについて非難されてしまいます。自分の考えが浅はかだったと思い知らされると同時に、これまでクリストファーに守られてきたことを実感し落ち込むエリアーナ。
そこへ異国から来た謎の男・アーヴィンが現れて…。
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漫画『虫かぶり姫』5巻(第27幕〜第32幕)ネタバレ感想
ヘイドンの娘・アンナが不躾な貴族の男・オーエンに図書館で絡まれているところに遭遇したエリアーナ。エリアーナとアンナによって恥をかかされたオーエンは、アンナに暴力をふるおうとするも、エリアーナが護身術で撃退します。
そのころクリストファーの元に身元不明な賊がエイデル領に集結しているという情報が入り…。エリアーナのもとへ急いで向かいます。
そんな事情も知らず、エリアーナは狩猟祭で名代としての勤めを果たそうと張り切りますが…。突然エリアーナが乗ろうとしていた馬が暴れ出し、落馬しそうになってしまう事件が発生。間一髪のところでアーヴィンに助けられるも、2人は何者かによって古城に閉じ込められてしまいます。
そこへ助けに来たのは、不在のはずのクリストファーでした…。
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漫画『虫かぶり姫』6巻(第33幕〜第37幕)ネタバレ感想
エリアーナを古城に閉じ込め襲撃した犯人として、エリアーナを目の敵にしていた令嬢・ソフィアに疑惑が集まるも、その後、真の犯人はソフィアを陰で操っていたマルドゥラ国の侍女と判明。しかし、その事実は政治的な配慮からうやむやになってしまうのでした。
その後、マルドゥラ国の王子アーヴィンの母が、その昔エイデル領で命を堕とした令嬢・シルヴィア・スレイドだと知ったエリアーナは、武力を行使することなく自国を守ると決意。エリアーナの固い決意に、イーディア辺境の領主ヘイドンも忠誠を誓います。
その後、再び平和な日常が訪れ、いつものように図書館に向かったエリアーナ。しかしエリアーナが手に取ったある本が周囲に誤解を招くことになり…。
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漫画『虫かぶり姫』7巻(第38幕〜第44幕)ネタバレ感想
図書館でエリアーナが「はじめての出産」と題した本を手に取ったことに動揺を隠せないクリストファーとテオドール。しかしこれは、まもなく出産を控えたアレクセイの妹・テレーゼのためのものでした。
そんななか、エリアーナとクリストファーの成婚の準備も着々と進みます。クリストファーと一緒にいることを誓ったエリアーナは、王太子妃として苦手な衣装決めにも1人で対応しようと試みますが…。商家が持ってきたデザインに次々と的確な助言をするエリアーナに、意見がほしい商家たちが次々と群がります。
そこへ現れたのは、クリストファーの母のアンリエッタ王妃で…。エリアーナに似合うドレスや飾りをテキパキと選ぶアンリエッタ王妃に憧れを抱くエリアーナなのでした。
しかし、そのアンリエッタ王妃から王室へ嫁ぐ覚悟や側室問題を聞かされたエリアーナは、自身が王妃としてふさわしいのか思い悩むようになり…。
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漫画『虫かぶり姫』8巻(第45幕〜第50幕)ネタバレ感想
アンリエッタ王妃からクリストファーの側室問題を聞かされ、自分が王妃としてふさわしいのか思い悩んでいたエリアーナ。そのうえ、ミゼラル公国の女騎士・エレンがクリストファーにミゼラル公国の公女・ミレーユからの手紙を渡しているのを目撃してしまいます。
クリストファーへの想いで気が散り、聖夜の祝宴の準備にも集中できずにいると…。見かねたアグネスがクリストファーの側室問題に関する裏事情を話します。
国内派閥のバランスを解決するためには、軍事派のダウナー子爵の娘・マティルダを側室にあげることが最善策だと気づいたエリアーナ。しかし同時にクリストファーを独占したい気持ちが沸き上がり、胸を締め付けられます。
クリストファーに相談しようとするも、機会を逃していたエリアーナ。そんななか、エリアーナを陥れようとする陰謀が渦巻き…。
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漫画『虫かぶり姫』9巻(第51幕〜第57幕)ネタバレ感想
エリアーナが考案したドレスのアイディアを盗用しようとしたマティルダ。しかし、クリストファーによってダウナー子爵もろとも糾弾されてしまいます。さらにクリストファーの側室問題もダウナー家が勝手に暴走していただけだと判明し…。クリストファーはマティルダとエリアーナの前で「私の妃はエリアーナだけだ」と告げるのでした。
マティルダの件が解決し平和が訪れたかと思いきや、今度はミレーユの妹であるシャロンが訪ねてきて、エリアーナにクリストファーのパートナーを譲るよう直談判します。しかしこちらもミレーユを思うゆえに彼女1人が暴走しただけで…。ミレーユがエリアーナとクリストファーの婚約を応援していることを知ったシャロンは、素直に引き下がるのでした。
そして聖夜の祝宴当日、夜会で素敵なドレスを身にまとったエリアーナにクリストファーは思わず見惚れてしまいます。そして2人は新しい年も一緒に過ごすことを誓うのでした。
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漫画『虫かぶり姫』の結末・最終回はどうなる?
『虫かぶり姫』は2024年6月現在、完結していません。原作である「小説家になろう」での本編の連載は終了していますが未完結となっているため、今後も小説版や漫画版で続きとなるストーリーが展開されていくと思われます。
最終回の結末としては、エリアーナとクリストファーが無事成婚し、仲睦まじく暮らすハッピーエンドが予想されます。
さらにはエリアーナとクリストファーの間に子どもが生まれて、夫婦で子育てに奮闘したり本を読み聞かせてあげたり…。家族で幸せに過ごすシーンも見てみたいですね!
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漫画『虫かぶり姫』の見どころ
本好きの令嬢・エリアーナと紳士的で優しく、時に策士な王太子・クリストファーとの恋模様を描いた『虫かぶり姫』。
本にしか興味のなかったエリアーナが、クリストファーへの恋心を自覚してから、恥じらいや会えない寂しさ、嫉妬心などの初めての感情に悩み成長していく姿は、何とも微笑ましいです。
また、クリストファーのエリアーナへの溺愛ぶりも必見です。幼いころにエリアーナに心を救われて以来、エリアーナだけを手に入れたいと一途に思い続けてきたクリストファー。エリアーナに対しては、親しみを込めて『エリィ』と呼び、優しく紳士的に振舞うも、彼女に危害を加えるものには容赦ない一面も…。
一方、エリアーナも本によって身に着けた膨大な知識量を武器に、クリストファーや国の民たちを次々と救っていきます。守られるだけでなく、自分の考えや信念を持って行動するエリアーナの生き様にどんどん惹かれていきますよ!
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漫画『虫かぶり姫』は全巻無料で読める?
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海賊版と知りながら行うダウンロードは違法です | 政府広報オンライン
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漫画『虫かぶり姫』あらすじをネタバレ解説しました!
ここまで『虫かぶり姫』の全話あらすじを、ネタバレありで徹底解説しました!
この記事を見て作品の内容が気になった方は、この機会にぜひ全話読んでみてくださいね。
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